こんにちは! takashiです!
津野復光隊 「女子会」リーダー・渡辺 美佐(わたなべ みさ)さん(55)が10/15の『日本のチカラ』に出演します!
2019年10月の台風19号による被害から立ち直ろうと結成された津野復光隊「女子会」。
その3年間は?
そして被災家族に戻って来た思い出とは?
この機会に調べてみました!
渡辺 美佐さんと津野復光隊「 女子会」の3年間は?
2019年の10月13日未明、台風19号による大雨で市北部にある長沼地区の千曲川堤防が決壊。
流れ込んだ濁流は、全壊502棟、大規模半壊77棟という大きな被害をもたらしました。
堤防から約200メートルの場所にあった渡辺さん宅も、母屋と土蔵が全壊し、1階の家財道具は全てどこかに流されてしまいます。
その後、それぞれの農地や自宅の復旧が進んでいくものの、様変わりした生活の中でストレスや孤独感を抱える住民たちの現状がありました。
住む場所がばらばらになってしまった住民同士のつながりが薄れ、コミュニティ機能が弱まっていくことに。
そんな状況を何とかしたいと、地域を思う津野の女性たちの思いが集まり、渡辺さんをリーダーに2020年3月に津野復光隊の「女子会」がスタートします!
津野公会堂に集まり、みんなでお茶を飲みながら、毎回様々なテーマで地域のことを話し合っています。
30代前半~60代後半の主に農家の女性たち、毎回10人前後が集まります。
二世代での参加も。
その後、新型コロナウイルスの影響から月2回ほどに減らし、農業が忙しい秋以降は月1回ペースで集まってきました。
公会堂の花壇の整備や側溝の掃除のほか、ボランティアの手を借りて1階の床張り、トイレやキッチンの整備も、女子会の提案で実現してきました。
公会堂の椅子の購入や扇風機購入などはONE NAGANO基金も活用。
みんなが住みやすいまちづくりの下支えをしてきました。
もともと小さな地区で住民同士の仲が良く結束力がある津野区。
参加者同士、仲が良いからこそ遠慮せずに発言し、自分、家族、住民全体のための活動を広げています。
80代のおばあちゃんと暮らすメンバーが多く、「おばあちゃんもさみしがっているから、一緒にやってあげよう」と昨年7月に始まったのが、おばあちゃんたちの会「ぺちゃくちゃ会」。
公会堂2階で女子会を開いている間、1階でおばあちゃんたちが体操したり、歌を歌ったりと交流します。
津野を住みやすい地区にしたいとの思いで集まる女子会メンバーたち。
今年10月2日には「1013を忘れない 東日本台風災害3周年~追悼・復興・感謝をつなぐつどい」が行われました。
「女子会」のメンバーはこの催し物の企画、準備等でも活躍しています。
今後も渡辺さんと津野復光隊「女子会」の活動は続きます!
津野復光隊のFacebookはこちら(「女子会}の情報もあります。)
渡辺さんを始め、被災家族に戻って来た思い出とは?
災害は家族の思い出の品も奪ってしまいます。
結婚式、七五三の晴れ着姿、先祖の遺影……。
そんな泥にまみれた大切な写真が、元通りになって持ち主のもとに戻されています。
長野市を流れる千曲川の堤防が決壊した水害から2年が経った2021年、被災地で今、小さな笑顔が広がりました。
「あっ、これ、うちのだ。おばあさんの写真……」。
渡辺 美佐さんの夫・章司さん(54)が、土をかぶったアルバムをめくる手をとめ、つぶやきます。
10月2日、長野市長沼地区で持ち主不明の写真を並べた催しがあり、近くに住む渡辺さん夫婦もやって来ました。
2年ぶりに再会した写真には、103歳まで長生きした祖母の笑顔が写っていました。
若い頃の水着姿の母や、勤務する会社で渡辺さんが米国に駐在した頃の写真も。
アルバムをめくるたび、自然と笑みがこぼれます。
水害の直後、地区全体を覆った甚大な泥とがれきは、全国各地から集まった延べ約8万人のボランティアの助けで撤去。
作業中に次々見つかったのが、家々から流れ出た大量の写真でした。
ボランティアの活動拠点に積み上がっていたその写真を、無償で洗浄し、元通りにする取り組みがその年の12月から始まったのです。
手がけたのは名古屋市のNPO法人「アイキャン」。
当時メンバーだった杉田 威志さん(40)らが中心となり、委託の形で昨年10月から長野県社会福祉協議会が引き継ぎます。
以降、長野市内の公民館で平日にほぼ毎日、地元の民生委員ら数人が作業をしています。
まず泥だらけのアルバムを乾かし、1枚ずつ手作業で台紙から写真をはがしていく。
次に湯につけて汚れを落としやすくし、ウェットティッシュで拭き取る。
干して乾かし、エタノールで消毒すれば完了。
これまでに洗浄を依頼された写真は約3万枚。
作業に加わっている笹森 裕佳さん(51)は「何かできることで力になりたかった」と話します。
杉田さんは「写真は被災者にとって大切な思い出。時間も経つ中で、写真は災害を伝えるものにもなっている」という。
「家族の大切な写真が戻ってきて、うれしい。前進できたかな」と美佐さんの顔がほころびました。
渡辺 美佐さんが出演する『日本のチカラ』の内容は?
『日本のチカラ』 【テレビ朝日 10/15(土)10/15(土)05:20〜05:50】
長野市郊外のリンゴの産地、長沼。渡辺 美佐さんは、およそ100本のリンゴの木を育てています。
10年ほど前、義理の父から畑を継ぎ、順調に農作業の経験を積んできましたが、大災害をきっかけに状況は一変。
2019年10月、長野県を襲った台風19号。
千曲川の堤防が決壊、美佐さんの暮らす地区は全世帯が全壊。「もう住むことはできない」…支えてくれたのは、全国から駆け付けてくれたボランティアでした。
一日一日、元の姿を取り戻していく自宅の様子を見て、自らも復興に向けて歩み出す決意をします。
美佐さんは地元の農家を集め、JAなどが組織した農業ボランティアとともに畑の復旧に奔走。
さらに、避難生活で離れ離れになった地区の住民をつなぐための活動も開始。
「この地区は過疎や高齢化で、いつか限界集落になると思っていた」…災害を乗り越え、地域の復興のために奔走する、美佐さんの3年間の軌跡を追いました。
◇ ナレーション:長谷川萌(信越放送アナウンサー)
◇ 音楽:相知明日香「Kaze」
渡辺 美佐さんと津野復光隊「 女子会」についてのまとめ
◇ 渡辺 美佐さんと津野復光隊「 女子会」の3年間は?
今後も渡辺さんと津野復光隊「女子会」の活動は続きます!
◇ 渡辺さんを始め、被災家族に戻って来た思い出とは?
「家族の大切な写真が戻ってきて、うれしい。前進できたかな」と美佐さん。
◇ 渡辺 美佐さんが出演する『日本のチカラ』の内容は?
災害を乗り越え、地域の復興のために奔走する、美佐さんの3年間の軌跡は?
最後までご覧いただき有り難うございました!
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