こんにちは! takashiです!
川村のり子さんが8/20の『人生の楽園』に出演します!
のり子さんはイギリス出身の夫・トム ヴィンセントさんの支えを得て、金継ぎ工房を営んでいます!
その場所は滋賀県日野町にある築240年の古民家!
そもそも金継ぎとは、どういうものなんでしょう?
今回は、川村のり子さんと夫のトム ヴィンセントさんが営む金継ぎ工房について調べてみました!
川村のり子さんとトム ヴィンセントさんのプロフィール
川村のり子さん(57歳)は東京都出身。
イギリス出身のトム ヴィンセントさん(55歳)とは、仕事をきっかけに知り合い結婚。
その後、滋賀県日野町にある築240年の古民家を購入します。
ちなみに240年前は1782年で、十代将軍徳川 家治(とくがわ いえはる)の時代です。
歴史の教科書にも出てくる田沼 意次(たぬま おきつぐ)が活躍していた頃でもあります。
お二人は2017年日野町に移住し、のり子さんは趣味だった金継ぎを本格的に学びたいと、京都の金継ぎ教室に1年間通います。
2019年、自宅の離れを改装して『藤村本家 漆・金継ぎ工房』を開きます。
『藤村本家』とは、近江日野商人だった前住人の屋号なのですが、特別に許可をもらい工房名にしました。
地元の歴史を大切にしようとする、のり子さんの気持ちが伝わってきますね!
川村さんが惚れこんだ金継ぎとは?
「金継ぎ」は、陶器などの割れや欠け、ひびなどを修復する日本の伝統的な修復技法です。
別名「金繕い(きんつくろい)」とも呼ばれます。
金継ぎの技法は、割れたり欠けたりしてしまった陶磁器や漆器などを漆でつなぎ、修復する方法です。
漆は、ウルシ科のウルシの木やブラックツリーの木から採れ、乾燥させると人体に無害で非常に強力な硬化作用を持ちます。
天然の強力接着剤といったところでしょうか⁉
金継ぎでは傷跡を景色としてとらえ、継ぎ目を金や銀などの金属粉で装飾していきます。
傷をなかったことにするのではなく、傷もその品物の歴史と考えます。
金継ぎによって新しい命を吹き込むという理念が根底にあるんでしょう!
このような技法の歴史は古く、縄文時代にも似たような技術が用いられていたと伝えられています。
実際に漆で継いだ跡のある土器が遺跡から発掘されています。
割れや欠けを修理して使う考え方は、古代から日本人の暮らしの中にあったんですね!
金継ぎの歴史は?
「金継ぎ」の歴史については諸説ありますが、今のような金継ぎ技術が誕生したのは今から400年以上前の安土桃山時代から江戸時代ごろ、「茶の湯」の時代といわれています。
「茶の湯」とは千利休が大成し、極限まで無駄を省く「わび茶」という茶道の様式を完成させたものです。
この様式は現在の茶道でも続いており、日本の文化として根強く残っています。
当時、茶の湯は大名や大商人など大きな富を持った権力者の趣味として楽しまれていました。
例えば、安土桃山時代の武将、戦国大名として有名な織田信長は、「茶の湯」を政治に利用しました。
大の茶道具コレクターだった織田信長は、家臣たちが自由に「茶の湯」を開催することを禁止したと伝えられています。
そして戦いで大きな功績を上げた者にだけ、茶道具を与えて茶会を開催することを許しました。
このことにより、多くの家臣達は茶会を開催することに憧れを抱き、功績を上げようと努力したのです。
功績と引き換えに織田信長からもらった茶道具は、富と権力の象徴になりました。
それまでは領地を与えていましたが、信長はそれを茶道具と茶会の許可で安く済ませたんですね!
このような茶の湯文化の流行にともない、生まれたのが金継ぎの手法です。
使用する器は、丁寧に扱っていても割れや欠けが生じることがあります。
そんな器を修理して大切に使おうという考え方から、今行われている金継ぎのベースが生まれたんでしょう!
のり子さんとトムさんの金継ぎ工房について
『藤村本家 漆・金継ぎ工房』では金継ぎ教室の他、修復の依頼も受けているそうです。
金継ぎ修理:割れ 7,150円(税込)~ 欠け 4,400円(税込)~ ヒビ 3,300円(税込)~
金継ぎ教室: 入会金8,800円(税込) 3回分の授業料13,200円(1回4,400円 税込) 金粉代別
ZOOMを使ったオンライン金継ぎ教室:入会金無料 3回分の授業料13,200円(1回4,400円 税込)
材料費・金粉代・道具代別 グループでの受講可
金継ぎ体験:2時間8,800円(税込)
最初の工程だけを自分で行い、あとはお任せするコースもあるんですね!
(2時間で5,500円(税込) プラス完成までの代金)
Website:https://www.fujimura.house/
のり子さんとトムさんが出演する『人生の楽園』の内容は?
『人生の楽園』 【テレビ朝日 8/20(土)18:00〜18:30】
心をつなぐ金継ぎ工房〜滋賀・日野町
滋賀県日野町で、築240年の古民家に暮らし、金継ぎ工房を始めた川村のり子さん(57歳)と、支える夫・トム ヴィンセントさん(55歳)が主人公。
器を修復するだけでなく大切な思いを未来につないでいく金継ぎ。
近江日野商人ゆかりの歴史深き町に暮らすご夫婦の物語です。
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
のり子さんとトムさんが営む金継ぎ工房についてのまとめ
川村のり子さんとトム ヴィンセントさんのプロフィール
2019年、自宅の離れを改装して『藤村本家 漆・金継ぎ工房』を開きます!
川村さんが惚れこんだ金継ぎとは?
「金継ぎ」は、陶器などの割れや欠け、ひびなどを修復する日本の伝統的な修復技法です。
のり子さんとトムさんの金継ぎ工房について
『藤村本家 漆・金継ぎ工房』では金継ぎ教室の他、修復の依頼も受けているそうです。
のり子さんとトムさんが出演する『人生の楽園』の内容は?
心をつなぐ川村のり子さんと夫・トム ヴィンセントさんの金継ぎ工房!
最後までご覧いただき有り難うございました!
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